
第39話 好きこそ
「はい。これ原稿」 久しぶりの放送室。といっても、先週の木、金曜と2日欠席しただけだけど。 ...

第38話 そのまま焼き尽くされないで
「ご来場、誠にありがとうございました!今年度の宮野立高校演劇部にも、どうぞご期待ください! ...

第37話 日に焼けた君は
『業務連絡!今月最後の土日の件です。土日の市のフラワーアートフェスティバルの司会は、吉森と ...

第36話 華
「ほんっとにありがとなー!!!」 「ぐ、ぐるじい楓ぐん」 身長178㎝の男子に全力で抱きし ...

第35話 あの光っているところ
「おい、真野!」 「……はい!」 「問2の答えは?」 「……すみません、話を聞いていません ...

第34話 ああ、音楽が鳴っている!
「そっか、遂に明日からなんだね」 水曜日の部活も終わろうとしている頃、楓くんたちが出演する ...

第33話 離れてみたら喜劇になるか
放送室から教室に着くまでは自分でもびっくりするくらい早かった。自分の席にドカッと座る。 「 ...

第32話 天賦の才能
「8組の、松原くん、ですよね?ちょっといいですか?」 これは……うっすら既視感があるにはあ ...

第31話 染みわたって
放送室のこじんまりとしたスペースで、座って、マイクに向かってしゃべる。 僕がマイクに向かっ ...

第30話 指さす先が見えなければ
「お~真野、無事に到着か。どうだ、初めての健脚会は?」 特設ステージ近くにいくと、教員と複 ...