
第47話 名前で僕を呼んで
自分の好きなものとの繋がり方。 「素敵です。いや、僕なんかが素敵ですなんて、軽率かもしれな ...

第46話 身体が肉を求めてる
黒板に、1年9組ソフトボール男子チーム、最後のメンバーとして「前田優磨」と名前が記された。 ...

第45話 ビッグなメジャーリーガー
「あれ……そういや真野くんの下の名前、メジャー行った橋口と漢字もまったく一緒だね」 「あっ ...

第44話 理由なんて
「え、楓(かえで)くん!」 「よっ」 「で、楓(かえで)。その茉莉さまって? 前田くんに慣 ...

第43話 何味かわかる?
「えっと、あとまだ少し先の話になりますが、7月の第一金曜日に球技大会があります。そこでの割 ...

第42話 雨
「すみません、わがまま言って」 「ううん、こっちも勝手に男の子の方がルールとか詳しいだろう ...

第41話 初めての嫉妬
「部長の本内さくらは、休学と共に放送部退部となり、副部長のわたしが部長を引き継ぐことになり ...

第40話 つぶれる
僕は思わず、立ち上がって全力で否定したくなった。でも、楓(かえで)くんに何と言えば良いのか ...

第39話 好きこそ
「はい。これ原稿」 久しぶりの放送室。といっても、先週の木、金曜と2日欠席しただけだけど。 ...

第38話 そのまま焼き尽くされないで
「ご来場、誠にありがとうございました! 今年度の宮野立(みやのだて)高校演劇部にも、どうぞ ...