【雑記02『ドライブ・マイ・カー』の中で発せられる声】
ふくです!
現在公開中で何かと?話題の濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』見てきました。
『カラスは春告げる』は男子高校生がウグイス嬢を目指すお話ですが、この雑記でも「声」について考えたこととか書いていけたらなと思っているのですが…
三浦透子さん。素晴らしかったです。
わたしは映画『天気の子』で『グランドエスケープ』を歌われていた時から気になっていたのですが、名前の通りのというか、透明感のある、そして本当にその場に彼女が存在して、そこで発している「声」だなあとめちゃくちゃ魅了されました。上っ面じゃない、ただのきれいな声じゃない、裏打ちされた声というか。。
はまりゅー監督は今までも映画『ハッピーアワー』で演技未経験の女性4人を主役にした映画で評価されていましたね。その時に発売された、『カメラの前で演じること』では、監督がどのように芝居を作っていくか具体的に書かれていてとても面白いです!(『ハッピーアワー』のシナリオも載っています!」)
その中で「はらわたから出てくる声」(うろ覚えです、違ってたらすみません)というのがあって、
演技では、映画の中では「はらわたの声」が「良い声」なんだ。という話があり…
具体的にそれはどういう声なのか、とか、どうしたらその声は出せるのか、とか本当にまだまだこれから研究しがいのあるところだと思うのですが、
『ドライブ・マイ・カー』を見ていて、本編ずっとではないけどところどころでふと、登場人物の「はらわたの声」が聞こえた気がするな、と思える瞬間がありました。
「はらわたの声」って、結構インパクトあるし追求してみたくなるし、個人的には結構ホットワードです。
監督の挑戦はこれからも続くんでしょうけど、これまでの作品も今一度見返してみたいなと思いました。
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